あんしん不動産売却相談室
   
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営業とは前項の売却方法に基づいて、店頭広告やチラシ、ネット、現地看板などを用いて行います。業者側しては数を集めて確率の論理で成約するのがもっともスタンダードなやり方ですが、必ず一定の確率で売却できない物件が出てきます。また条件次第で成約できる場合でも数が多いと成約自体も逃してしまう場合もあります。

価格設定や条件が市場にマッチしていれば、取り扱う業者の認知度によって成約率が決まってきますが、通常は様々な条件などがあるので、調整を行いながら物件を売却営業していくことになります。このスリ合わせ調整を行わないと物件はなかなか売れず、売却スケジュールが狂ってきていしまします。
特に事情がある売却物件では綿密に連絡を取りながら買い手市場を探っていきます。その繰り返しが早期成約につながります。

当社の場合では、売却物件(売家)は、10物件以内を先着登録することで、その物件だけをメインに営業を行う手法をとっています。チラシも複数物件を一気に掲載するのではなく、原則1チラシ1物件掲載を行うなど各物件に注力しながら営業を行っていきます。
結果、物件ごとの成約率が増し、スケジュール通りの売却が可能となります。




営業を行っていくなかで、購入希望者が出てきます。ただ、そのまま購入というケースもありますが、大体は条件設定があります。また不動産の場合、「その不動産を購入することができる」お客さんを見つけなければなりません。

この条件をクリアできるお客様を「見込み客」と業者では呼びます。
条件設定は一概に購入希望者が出すわけではなく、売主様がからも出てくるわけです。その中で「お落しどころ」を探るのが仲介業者の腕の見せ所です。さらに仲介業者は双方の「本音」も流れから汲取る必要もあります。全てが「言葉」で出てくるわけではありません。その勘所も探るのも仲介業者の仕事です。
交渉の中で条件設定が整い、契約可能となった場合、晴れて契約となります。


当社では基本原則として、双方仲介を行っております。つまり売主買主双方の仲介に立つという意味です。双方仲介は物件の囲い込み(他社を排除して自社の利益の最大化を図る)という事実も業者ではあり、利益相反・双方代理だと非難されるケースがあります。

しかしながら、双方代理や利益相反という考え方は弁護士業務といった明らかに利害が反している場合であり、不動産では必ずしも利益相反にあたるとは限りません。さらに不動産仲介は「代理ではなく仲介」業務であり、売主・買主の利益の最大化を図るのが仕事です。また事業用や投資用物件のような、金額のはる特殊系の物件でもない限りは、難しい案件はそれほどありません。

当社の場合ベースに双方仲介を行うことで、買主と売主のダイレクトな要望や条件設定を聞けることで売主及び買主双方の利益最大化を図ることができると考えるからです。
もちろん、他業者の仲介を受け付けないわけではなく、物件は常にオープンにして広く募集を行っています。
また、トラブルが発生した場合にも、相談の場をいち早く設けることができ、トラブルの悪化を最小限に抑えることができます。





売主様と購入希望者との条件設定が整うと、いよいよ契約となります。
契約前に、残金決済の日時などをあらかじめ決めておきます。おおまかな流れを把握することで、契約以後の流れをスムーズにすすめることができます。

売家の場合、不動産とは別に税金の月割り計算がありますので、あらかじめわかっている場合には、お聞きする場合もあります。
契約時に必要なものは取り立ててありません。契約書に押印するのも認印でかまいません。また契約時に都合などが悪い、遠方で契約立会いが難しいなどの場合には、契約書の郵送などにより署名捺印を行っていただきます。署名捺印後契約書を当社まで送付していただきます。契約終了後は速やかに、契約書を売主様に送付し、お預かりした手付金は売主様の口座にお振込みいたします。(手付けの預かりも当社にて行っております。)