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契約も無事終わり、あとは残金決済と引渡しを待つばかりとなりますが、ここからが不動産業者としての最終確認が待っています。権利関係はこの時点では問題ありませんが、物理的なもの、建物や土地の状態、見落としの箇所がないかの最終確認を行う必要があります。もちろん、通常売主様や買主様のチェックははいっていますが、実際には見落としている箇所も1・2箇所は必ずありますし、専門家としてのはずせないチェックポイントもあります。これらを最終的に問題がないように確認作業を行っていきます。 軽微なものであれば、経過説明のみですが、実際取引に支障がおきる可能性があれば方法に通知後、協議の上対処を行っていきます。 最近の動向としては、売主様にも瑕疵担保責任を取っていただく傾向が強いため、どうしてもこれらの最終確認は今後もかなり必要となっていくと思われます。 最終確認も終わり、いよいよ残金決済と物件の引渡しを待つのみとなります。 残金決済は通常は買主様指定の金融機関で指定の口座への振込み確認をさせていいただくことになります。またその際に仲介手数料もいただくことになります。 また、所有権移転の手続きに司法書士の方も同行して所有権移転に必要な書類にサイン、また印鑑証明書といった必要書類を渡すことになります。一通りの手続きが終わったあとに鍵の授受を行い、無事終了となります。 不動産業務の以降の業務としては税金関係への相談窓口への紹介などがあります。 ここまでが簡単ですが、取引までの経緯となります。売る、買うという簡単な行為でも金額が高い分いろいろな準備や関係機関との打ち合わせなどやることがたくさんあります。 そしてその分の売主の責任、買主の責任、業者の責任がそれぞれあるわけです。 信頼関係を持って適切にお互いがやっていくことが1番スムーズにいく不動産取引の王道です。 |
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